沖縄は美しいビーチや豊かな自然が魅力の観光地ですが、台風の影響を受けることもあります。旅行計画を立てる際には、台風の発生時期を把握することが重要です。ここでは、沖縄での台風の多い月と少ない月、さらに過去の統計データを参考にした旅行時期のポイントをご紹介します。
沖縄の台風を過去統計から学ぼう
台風の多い月

沖縄の台風発生回数が多いのは7月〜10月!
沖縄において、台風が多く発生する月は夏から秋にかけての期間です。具体的には、7月から10月にかけての間が台風の発生が多い時期とされています。この時期は、暑さもピークを迎えるため、観光客も多く訪れますが、台風の接近による天候の悪化や交通機関の乱れに備える必要があります。
台風の発生数(沖縄接近数) | |||||||||||||
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年\月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 台風発生数(沖縄接近数) |
2010年 | 0 | 0 | 1(0) | 0 | 0 | 0 | 2(0) | 5(3) | 4(3) | 2(1) | 0 | 0 | 14(6) |
2011年 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2(2) | 3(1) | 4(1) | 3(1) | 7(2) | 1(0) | 0 | 1(0) | 21(7) |
2012年 | 0 | 0 | 1(0) | 0 | 1(0) | 4(3) | 4(2) | 5(4) | 3(2) | 5(1) | 1(0) | 1(0) | 25(11) |
2013年 | 1(0) | 1(0) | 0 | 0 | 0 | 4(1) | 3(1) | 6(2) | 7(1) | 7(4) | 2(0) | 0 | 31(9) |
2014年 | 2(0) | 1(0) | 0 | 2(0) | 0 | 2(2) | 5(3) | 1(2) | 5(2) | 2(2) | 1(0) | 2(0) | 23(10) |
2015年 | 1(0) | 1(0) | 2(0) | 1(0) | 2(1) | 2(0) | 3(2) | 4(2) | 5(1) | 4(0) | 1(0) | 1(0) | 27(6) |
2016年 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4(1) | 7(1) | 7(4) | 4(1) | 3(0) | 1(0) | 26(7) |
2017年 | 0 | 0 | 0 | 1(0) | 0 | 1(0) | 8(3) | 5(1) | 4(1) | 3(2) | 3(0) | 2(0) | 27(7) |
2018年 | 1(0) | 1(0) | 1(0) | 0 | 0 | 4(2) | 5(3) | 9(4) | 4(2) | 1(1) | 3(1) | 0 | 29(13) |
2019年 | 1(0) | 1(0) | 0 | 0 | 0 | 1(0) | 4(1) | 5(1) | 6(3) | 4(2) | 6(1) | 1(0) | 29(7) |
2020年 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1(0) | 1(0) | 0 | 8(4) | 3(2) | 6(1) | 3(0) | 1(0) | 23(6) |
2021年 | 0 | 1(0) | 0 | 1(1) | 1(0) | 2(1) | 3(1) | 4(3) | 4(1) | 4(0) | 1(0) | 1(0) | 22(7) |
2022年 | 0 | 0 | 0 | 2(0) | 0 | 1(0) | 3(2) | 5(1) | 7(4) | 5(0) | 1(0) | 1(0) | 25(6) |
年\月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 台風発生数(沖縄接近数) |
1.沖縄県への接近 : 台風の中心が、那覇、名護、久米島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島、南大東島のいずれかの 気象官署等から300km以内に入ることをいう。 括弧内の数字が沖縄県への接近数である。
2.台風が二つの月にまたがって接近した場合は両月に加算。接近数は月合計と年で異なることがある。
このように過去の発生件数を見ると、7月〜10月に発生が多く、沖縄県にも接近しています。

台風って沖縄接近の1週間以内に発生したりするんですよねぇ。
台風の少ない月

台風の影響が少ないのは11月〜翌年4月
先ほどの表の通り、沖縄での台風の発生が比較的少ない月は冬から春にかけての期間です。11月から翌年の4月までの間は、台風の発生リスクが低くなります。この時期は、気温も高くないため過ごしやすく、観光客も比較的少ないことから、穏やかな旅行を楽しむことができます。

台風のせいで旅行に行けないって結構辛いんですよね。
台風の過去の統計データ

過去データから見ても、台風は8月と9月が特に多い。
過去の統計データを参考にすると、沖縄での台風の発生は夏から秋にかけてピークを迎える傾向があります。特に8月と9月は、台風の発生数が比較的多い月として知られています。ただし、過去のデータに基づく傾向はあくまで参考程度であり、台風の発生は予測困難な要素も含まれるため、注意が必要です。
旅行時期のポイント

台風シーズンを避ける=沖縄旅行は安くなる
沖縄での旅行時期を選ぶ際には、台風のリスクに加えて、気候や観光シーズンも考慮することが重要です。7月や8月だと台風の懸念だけでなく、観光客数もピークのため、観光地はもちろん、車移動も渋滞の影響を受けやすくなります。
4月やGWを除いた5月、夏の終わりに近づく10月〜12月上旬、あとは2月頃なら、台風の影響や、混雑を避けることができ、なおかつ沖縄旅行の費用をグッと抑えることが可能になります!
まとめ

このようにデータを調べてみると、台風シーズンの7月〜10月は沖縄旅行者が増える時期でもあります(10月は落ち着くかも)。7月〜10月を避けるということは、台風だけでなく沖縄旅行のハイシーズンも避けることになります。そうなれば、観光客が比較的少なくなって観光がしやすくなり、かつハイシーズンを避けたことで沖縄旅行の費用もグッと抑えることができます(8月は特に高い)。

台風シーズンを避ける=沖縄旅行が安くなるって考えができますね!